コンプライアンス、企業倫理を守ることは、私たちにとって大切なことの一つ。規範に則し、自ら正しく生きることの尊さを、仏法に照らして考えます。今回は「自燈明・法燈明」。
目からウロコの仕事力
仕事で自分の軸足をしっかり持つ
仕事で新しいことに挑戦し実現させるために──六波羅蜜の実践
反対・抵抗が出ても実現・成功できる――。誰もが追い求めることですが、それはに説明責任、説得する行動力、ブレない心、自棄を起こさない、理解し共感することが大切だと仏教では説かれています。今回のテーマは「六波羅蜜」。
健全な競争は、心を磨き 創意工夫を誘発する ──「切磋琢磨」の精神
世の中には「競争は格差を生み出すので良くない。弱い人が経済的に苦しむ。平等な所得再分配が望ましい」という人がいます。日本でも近年は「平等から競争へ」と変化していますが、元来競争が好きな国民性ではありません。競争は本当に悪いことでしょうか。
「お客さまのために」の心が自らの成長・幸せにつながる──「自利利他の精神」
大事なことは、こちらの売り上げや利益を優先するのではなく、お客さまが真に望んでいるものを提供し、その結果として利益がついてくるという考え方です。そのためには社会や人さまのために役立つ行動をしようという強い思いが、まず心になければなりません。