気を遣ったつもりが実は……
相手の事を考える気持ちを大切にしていきましょう。
人に会ったときに、『お疲れじゃないですか？』とは言わないようにしよう
©村松真砂子
病は気から、疲れは言葉から？
「お疲れじゃないですか？」と言う場合は、あなたのことを心配していますよと、相手を気遣う意味で使っているのではないでしょうか。
でも、言われる側は、「自分は、どこか悪いのか」と考えてしまい、あまりいい気持ちはしないと思います。
もし、相手がほんとうに疲れている様子だったら、何か一つでもほめる言葉をかけて、早々に退散するように気を利かせたいものです。
北原 照久（きたはら てるひさ）
1948年、東京都生まれ。青山学院大学卒。86年、横浜山手に『ブリキのおもちゃ博物館』を開館。また、現在、羽田、箱根、河口湖、大阪にも博物館を展開。テレビやラジオ、各地での講演会等でも活躍中。
バックナンバー「 北原照久の“元気になる魔法の言葉”」
