北原照久の“元気になる魔法の言葉”

ほめるということ

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言葉には魂があり、力があります。ブリキのおもちゃ収集の第一人者・北原照久さんは、心に響いた珠玉の言葉をメモし、生きる糧にしてきました。そんな名コレクター北原さんの言葉の数々をご紹介――。

ほめるということは 花に水をあげるようなもの

 

                                                                                            ©村松真砂子

普段からの言葉かけが

以前、あるテレビ番組で、一般の奥さまにプロのスタイリストやメイクアップアーティストを付けてスターのような様相に仕上げるという企画があり、僕もコメンテーターで出演していました。

ある時、ご主人から一度もきれいと言われたことがないという奥さまが登場しました。
変身後、ご主人の「素敵だね」との言葉に奥さまの表情がぱっと明るくなりました。

僕は、ご主人に「やはり、ふだんから奥さんをほめることが大事ですね」とコメントして、この言葉を添えました。

どんなきれいな花も水をあげないと枯れてしまいます。相手のいい点を見る習慣をつけて、ほめ、イキイキとした花を咲かせてもらいましょう。

北原 照久(きたはら てるひさ)
北原 照久(きたはら てるひさ)
1948年、東京都生まれ。青山学院大学卒。86年、横浜山手に『ブリキのおもちゃ博物館』を開館。また、現在、羽田、箱根、河口湖、大阪にも博物館を展開。テレビやラジオ、各地での講演会等でも活躍中。
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