「人間は、利害や打算で行動するのではなく、相手のひたむきな姿勢や情熱を感じたときに動く」と、北原さんは言います。熱い思いをもち続けるためのヒントとなる言葉をご紹介--。
人間の体は食べ物で作られる。心は聞いた言葉で作られる
©村松真砂子
自分の糧となる言葉を
食べ物に配慮することは、健康を維持するうえで、とても大切なことです。
何よりも食べ物に感謝していただきたいものですね。
言葉もしかり。ネガティブな言葉や否定的な言葉ばかりを耳にしたり、口にしていたら、心は知らずのうちにマイナスの感情に支配されていきます。
ですから、なるべく意識して、自分の心が元気になる言葉にふれて生活したいもの。
そうした言葉はあえて口に出すことによって心に刻まれ、自分の糧となっていきます。
北原 照久(きたはら てるひさ)
1948年、東京都生まれ。青山学院大学卒。86年、横浜山手に『ブリキのおもちゃ博物館』を開館。また、現在、羽田、箱根、河口湖、大阪にも博物館を展開。テレビやラジオ、各地での講演会等でも活躍中。
バックナンバー「 北原照久の“元気になる魔法の言葉”」