原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一話

まず自分をととのえてから

わたしたちは、人のことを、どうのこうのと言えるほど立派ではありません。お釈迦さまの教えは、「他人の過失を見るのではなく、自分を観なさい」ということです。ーアルボムッレ・スマナサーラ

自我は苦しみを生むおおもと

一切の事物に、「わたし」というものを入れない。それが、煩悩の働きを断ち、明らかな智慧を生むことになるのです。ーアルボムッレ・スマナサーラ

一旦停止する

自分の心を守るには、自動的に反応してしまう心をおさめることです。それには、簡単な方法があります。それは「一旦停止」することです。ーアルボムッレ・スマナサーラ

不安の消えた状態が悟り

苦しみから逃れるために、なんの役にも立たないことを、いろいろとやっているにすぎないのです。この不安の消えた状態が「悟り」なのです。ーアルボムッレ・スマナサーラ