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日差しがあたたかくなってきました。
ミネラルウォーターで手軽に健康増進しませんか?
ミネラルウォーターには「正しい飲み方」がある
気温が上昇すると、外出時の水分補給にミネラルウォーターを携帯する人が増えてきます。
ミネラルウォーターに含まれるカルシウムやマグネシウム、カリウム、ナトリウムなどのマクロミネラルは、人間にとって大切な栄養素です。
これらのミネラルが不足するとストレスを感じやすくなることもあるそうです。
ただ〝ノドを潤すだけの水〟から、〝飲んでカラダにいい水〟へと意識を変えてみませんか?
ミネラルウォーターは、含まれる成分により、硬水と軟水に分類されます。
それは「硬度」というカルシウム濃度やマグネシウム濃度で表される指標です。
国によって基準は異なりますが、読んで字のごとく、軟水はやわらかくてまろやかな味で、日本の水の多くは軟水です。一方、硬水は日本人には馴染みが薄く、やや飲みづらいと感じるかもしれませんが、ヨーロッパのナチュラルミネラルウォーターのほとんどが硬水に分類されます。
では、次に飲み方です。汗をかく季節には水分補給は欠かせません。ですが、ただ水を飲めばいいというものではありません。一日に必要な水分摂取量は1.5〜2リットルと言われていますが、それを一度にとろうとガブ飲みしても、せっかくのミネラルは吸収されずに排出されてしまいます。
ミネラルウォーターを正しく飲むことは、日常生活で手軽にできる健康法ともいえそうです。ミネラルウォーターの正しい飲み方を紹介します。
ミネラルウォーターの正しい飲み方
1.ノドが乾いていなくても飲む
ノドが乾いたと感じたら、カラダはすでに脱水状態です。
2.朝、起きたらまず一杯、寝る前にも一杯を心がけて
就寝中は想像以上に汗をかきます。寝る前の一杯は脳梗塞の予防にも。軟水が適しています。
3.少しずつ、ゆっくり飲む
一度に飲む目安は180〜200ミリリットル。ゆっくりと飲みましょう。特に硬水は、ゆっくり飲むとミネラルが吸収されやすくなるそうです。
4.冷たい水は控える
冷たすぎると胃に負担がかかるので、常温や白湯にして飲みましょう。
5.暑いとき、運動中、入浴後は必須
スポーツなどで汗をかいた後のミネラル補給には、硬水が適しています。