ブッダの国・インド

人々の心に生きる神

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

かつて世界経済を牽引した日本が、いま衰退しつつあります。日本を代表する大企業でも軒並み、リストラするなど、活力にあふれていた日本が、いま元気がありませんね。

しかし考えてみてください。栄光や繁栄は、いつまでも続くものではありません。大英帝国といわれたイギリスも、いまは没落しています。アメリカもかつての力はありません。

トップにいるときは誰でも喜びます。けれども、トップになれば、次はもう下がるしかないのです。そして、新たに次のトップが来ます。いま中国が来つつありますね。やがてはインドも来るでしょう。

そういうふうに世界は、つねに変化しているわけです。

すべてのものごとは変化します。「諸行無常」です。〝カーラ・チャクラ〟が、世界のありようです。カーラとは「時間」、チャクラとは「車輪」。時間はたえず回転しているのです。

ものごとが全部うまくいっているときは、世界のありようが見えないんですね。だから、いつまでもうまくいくだろうと思ってしまいます。

けれども、変化することが摂理なのです。だから、どんなことがあっても、自信をなくさない、落ち込まないことが大切です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る