上司も部下も幸せになる方法

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自分の持ち味を生かし、他者に貢献する

國貞さんと話をしていると、自身の強み、持ち味を知ろうとする大切さに気づかされます。それは、自分を肯定し、自己有用感を得ることになりますから、他者に対しても同じような視点を得られるようになると思います。
國貞さんは「他者への貢献」によるやり甲斐が幸せを生むと言います。

國貞「働く人が、“WORK HAPPY”を実感するためには、『他者への貢献』が重要です。そして、貢献のためには具体的な成果が必要になります。努力にお金は支払われません。貢献した成果にしかお金は支払われないのです。その成果を上げるために、自分の強みを活かすのです」

“自分の強みを知る” “人の強みに注視する”そして“成果を出し、他者に貢献する”。
國貞さんが読み解く「ドラッカー経営学」には、組織を通じて人と社会を幸せにするだけではなく、働く個人としても幸福度を高め、周りの人びとの幸せにも貢献していこうとする学びと信念に溢れています。

渡邊 明督(わたなべ あきまさ)
渡邊 明督(わたなべ あきまさ)
東京生まれ。(株)日本交通公社(現・JTB)入社。JTB法人東京(現・JTBコーポレートセールス)本社マーケティング部を経て、2011年、福利厚生で「働く人の元気を応援する」(株)JTBベネフィットに勤務。企画開発本部セミナー・講演チーフプロデューサーとして、従業員の『成長支援』をテーマに年間200本を超えるセミナー、講演会、イベントを企画している。近著に『はじめてやる仕事の不安やプレッシャーをはねかえす技術』がある。
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