稀代の建築家・安藤忠雄氏の展覧会「国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展―挑戦―」が、12月18日まで東京・港区の国立新美術館で開催されています。
自ら空間デザインした会場には、同氏の建築家としての半世紀にわたる挑戦、創作の軌跡、未来への展望が余すことなく紹介されています。
住宅の代表作品から迫る、“ANDO建築”の原点。野外展示場では、代表作「光の教会」が原寸大で再現され、光によってつくりだされるまばゆい十字架の美しさを体感することができます。
展覧会は6つのセクションから構成されています。
模型やスケッチ、ドローイングなど270点に及ぶ展示物から“ANDO建築”のエッセンスに触れてみませんか。
詳細は「国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展―挑戦―」
公式HP(http://www.tadao-ando.com/exhibition2017/)を参照ください。
【会期】2017年9月27日(水)~12月18日(月)
【休館日】毎週火曜日
【開館時間】10時から18時 金曜日・土曜日は20時まで ※入場は閉館30分前まで
【場所】国立新美術館 企画展示会1E+野外展示場
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
http://www.nact.jp
【観覧料】一般1500円ほか
【主催】国立新美術館、TBS、朝日新聞社
【共催】安藤忠雄建築展実行委員会
【後援】一般社団法人 東京建築士会、TBSラジオ
【お問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)
建築家
安藤忠雄(あんどう ただお)
1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、1969年安藤忠雄建築研究所設立。代表作に「光の教会」「ピューリッツァー美術館」「地中美術館」など。1979年「住吉の長屋」で日本建築学会賞、1993年日本芸術院賞、1995年プリツカー賞、2003年文化功労者、2005年国際建築家連合(UIA) ゴールドメダル、2010年ジョン・F・ケネディーセンター芸術金賞、後藤新平賞、文化勲章、2013年フランス芸術文化勲章(コマンドゥール)、2015年イタリア共和国功労勲章グランデ・ウフィチャ―レ章、2016年イサム・ノグチ賞など受賞多数。1991年ニューヨーク近代美術館、1993年パリのポンピドー・センターにて個展開催。イェール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授歴任。1997年から東京大学教授、現在、名誉教授。