ブックレビュー

【書評】社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 著:香取貴信

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

何度でも足を運びたくなる場所がある。“夢の国”、ディズニーランドである。おとぎ話に出てくるような建物や施設には心地よい音楽が流れ、日常の煩わしさを忘れさせる。いつ行っても、可愛いキャラクターに、楽しいアトラクション、生き生きと働くキャスト(従業員)が出迎えてくれる。家族、友達、恋人……誰と行っても楽しい思い出が残る。

行き届いたサービスを提供するための“究極のマニュアル”でもあるのかと思ったが、そうではないらしい。何よりもキャストが大事にしている思い、それは、ゲスト(お客)の最高の思い出づくりをサポートすることだった。

思い出を生む舞台裏はドラマに溢れている。現実の国でも大切にしたい“働く心得”を笑いと涙で綴る香取さんのエピソードが教えてくれる。

〈書籍情報〉
社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ!
著者:香取貴信
出版社:こう書房
定価:本体1300円+税
発行日:2002年5月10日発行
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る