インタビュー

Thai Life: タイで見つけた気づきの生活(4)

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タイにおける出家と在家の違い

タイでは、出家はとても簡単です。いつでもお坊さんになれますし、いつでもやめられます。「安居(あんご)」の期間といって、雨期の約三ヶ月間出家をする方が多いです。三ヶ月、あるいは一ヶ月 、一週間でも、三日でもいいです。本当に三日坊主でも形式上はオッケーなんです。

ただ三日だともったいないですけれど。出家のための儀式は非常に盛大で、結婚式よりも盛大かもしれません。出家するというのは徳を積むことなので、お父さん、お母さんは感極まって泣く方もいらっしゃいますよ。親孝行の意味も込められますしね。

またお坊さんになっても、いつでも在家に戻れます。辞めても、「あなたは堕落したわね」という感じはなく、一つの心の修行を修め専念した時期があるということで尊重してくれます。出家と在家をいったりきたりがわりと簡単です。

少年の頃に沙弥として短期出家をして、成人してからもう一回出家をする人もいます。一生出家される人もいますし、定年になってからとか、年を取ってから出家をするという人もいますね。実に様々です。

その方達がみんな、悟りを求めての出家というわけではないんです。建前上は、悟りを求めての出家のですけれど、親孝行だったり、徳を積んだり、故人へ徳を回向するためなど、 いろんな意味も含まれます。

準備が整ったらいつでも出家ができます。しかも、公務員も企業に勤める人も有給休暇が取れます。それぐらいタイ社会では、心の修行をする期間というのをバックアップしています。この体制が整っているのは、やはりすごいなと思いますね。

(画像・スカトー寺のfacebookより)

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