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「感じる身体・実践する心」Zen2.0レポート(3)

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ここで、再びエクササイズの時間。近くの人とペアになり、「Who are you?」と語りかけます。そして、質問された人は、名前や肩書きではなく自分自身の事を説明することが求められます。交互に質問と回答を繰り返すエクササイズ。

「『あなたは誰ですか?』ときかれたら光のあたっている部分を言います。しかし、影になっている部分も多くあるのです」。

ここで、映画好きのスティーブン先生は、『男はつらいよ 寅次郎物語』第39作のシーンを引用します。その中で、寅さんの甥の満男は質問します。

「伯父さん、人間は何のために生きてんのかな?」寅さんは答えます。「何というかな。『あぁ、生まれて来て良かったな』って思う事が何べんかあるじゃない。そのために人間、生きてんじゃねえか?」

今日、最後のエクササイズは、再び、近くの人とペアになり、「幸せを感じるときはいつですか?」と尋ねます。そして、質問された人は、自身の日常で幸せを感じる瞬間を回答します。これも質問と回答を繰り返すエクササイズ。

「あなたにとって、幸せを感じるときはいつですか?」スティーブン博士と通訳とによるデモンストレーション

「日本では3万人以上の自殺者が出ています、生きることを諦めてしまっている人達が多くいます。私はこういう質問をすることによって、生きていることを感じて欲しいと思っています」。

最後に、スティーブン博士は、アインシュタイン博士の言葉を引用し、セッションを締めくくりました。

「マステリー(統御)とミステリー(神秘)の話です。二つの生き方があります。ひとつ目は、この世界には奇跡などなにもないという生き方です。もうひとつは全てが奇跡であるとみる生き方です」。

「この両方の見方を大事にしてゆきたい。わたしたちは全てを知ることはできない。不思議なものを大切にする生き方を、忘れずに生きてゆきたいのです」。

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