ブッダの国・インド

お釈迦さまが近づいてくる

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お経を読むと、お釈迦さまは、言動もすごく立派なうえに超人的な力があり、数々の奇跡を示したりして、とてつもない雲の上の存在と思うかもしれません。けれども、実際に仏跡を歩いてみると、お釈迦さまに人間的な親しみを感じると思います。
「お釈迦さまも、きっと私たちと同じように暮らして、いろいろと問題を感じておられたのかもしれない。そして、ついにはその苦しみを解決する道を悟られたんだ」
そう実感することができると思います。


そのような体験は、実際に仏跡に出かけて、自分の足で歩いてみないとわかりません。仏跡を歩いてみれば、説明はいりません。
自分からお釈迦さまに近づくのではなくて、お釈迦さまのほうから、近づいてきてくれるのです。お釈迦さまが、自分の心のなかにじかに入ってくるのです。

マルカス
アサヒトラベルサービス代表取締役・SBI大学院大学講師
インド・デリー生まれ。インド国立デリー大学卒。アサヒトラベルサービス設立。立川談志に入門し、立川談デリーとしても活躍。インド料理店・ブカラをオープン。著書に『インド流!マルカスが紹介するお釈迦様の国』(サンガ)。
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