ブックレビュー

【書評】「いまどき部下」を動かす39のしかけ 著:池本克之

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期待を掛ければプレッシャーとなり、指示をしなければ不安で動けない――バブル崩壊後の不況下で育った若者の特徴だ。そんな「いまどき部下」とどう向き合い、仕事の成果を生み出すか。悩める管理職におすすめの一冊だ。

積極性に乏しく、指示通りにも動かない。叱れば落ち込み、褒めてもこれといった反応はない。押しても引いても手応えはないが、決してやる気がないわけでもない。

一見不可解に思える部下の行動にも、彼らなりの合理的な理由がある。常に安定を求め、冒険はしたくないのだ。上司はその特性を見抜き、日常業務の中で簡単な“しかけ”をすれば、彼らは驚くほど力を発揮する。「成長請負人」と呼ばれ、数々の企業の成長に貢献してきた著者が導き出した39のしかけとは……。

〈書籍情報〉
「いまどき部下」を動かす39のしかけ
著者:池本克之
出版社:三笠書房
定価:本体1,400円+税
発行日:2017年11月30日
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