家族の介護が必要になった場合、まずベッドか布団かのどちらを利用したほうがよいのか選択を迫られます。今回は、その選択判断の基準と、実際に介護をする場合に介護者が負担にならない動作のコツについて述べたいと思います。
ベッドの場合
イラスト１
長所
・要介護者ができる日常生活動作（ＡＤＬ）を発揮しやすい。
・車いすなどへの移乗がしやすい。
・床とのあいだに空間があるので、湿気を逃がしやすい。
・掃除がしやすいので、衛生的である。
短所
・要介護者に転落の危険が大きい。
お父さんのための介護教室
